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3日目観戦

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サントリーレディスオープンゴルフトーナメント@六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫)、3日目観戦。

茂木宏美さん
◇ウェア

 白バイザー、白い半袖に、非常に鮮やかな水色のスカートの女子プロが、パッティンググリーンに2人いました。まるでコピー&ペーストしたかのごとく。

もちろんお互いにすぐに気づいて歩み寄ると、全く一緒だねーという雰囲気の会話を満面の笑顔で少々。

ひとりは、もちろん茂木さん、そしてもう一人は、一ノ瀬優希さんでした。

確かに、特に同じ契約の選手の場合に、非常に良く似たウェアになることはたまにあるんですが、これほどまでに完璧に一緒なのは初めて観たかもしれません。

ちなみに、茂木さん曰く、『生き別れた姉妹なんです。』

◇2番

 スタートホールの1番は長めのパットを2パッドで沈めて、迎えたセカンドから打ち上げの2番パー4で、スーパープレーが出ます。

まず、セカンドオナーの古屋京子さんがFWセンターからグリーン中央窪地のピンにまっすぐ飛んできてグリーンを捉えると、そのままピンをかすめるあわやチップインイーグルから、奥70cmにピタリ。

昨日の山口裕子さんのチップインイーグルが頭をよぎります。

次に左のラフからの木村敏美さんのセカンドはいつもの大きなフック軌道を描いてグリーン手前に落ちるとそのまま駆け上がって、軽いフックな感じでこれもピンをかすめるあわやチップインイーグルの後、コツンッ!

そう、古屋さんのボールに当たったのです。まるでビリヤードのごとく。

この時点でピン奥1m以内にボールが2つ。定点観測のギャラリーも大いに盛り上がります。

さらに最後にFW右サイドのファーストカットから打った茂木さんのセカンドは、ピンやや左方向に飛び、グリーン中央窪地と左の上の段の境目付近を捉えると、段の傾斜と奥からの傾斜で弧を描いてカップに向かうと、ピン奥1mにピタリ。

3人打って、ピン奥1m以内にボールが3つ。定点観測のギャラリーも最高に盛り上がります。

しかし、セカンドから急激な打ち上げであるがゆえに、セカンド地点の選手とキャディさんたちには何がおきたのか分かっていません。

そして、まず駆け足気味にグリーンに上がってきた敏美さんと京子さんのキャディが、次に茂木さんのキャディが、最後に茂木さんと敏美さんと京子さんが、みんなで顔を見合わせて『うわー、これはさすがにすごいねー。』と。

その後、競技委員の確認の元、京子さんのボールを元の位置に戻し、お互いにマークをずらしずらししながら、茂木さん、京子さん、敏美さんの順に全員しっかりと沈めてバーディー奪取。

これぞプロ。そんな2番ホールの競演でした。

◇9番

 その後はなかなかワンピン以内のバーディーチャンスには付かないものの、長いパットもしっかりと1m以内に寄せて2パットのパーでしのぎ続けた後の9番で、茂木さんはピンチを迎えます。

ティーショットを大きく引っ掛け、FW左バンカーのさらに左に飛んだボールは、ファーの声の中、しかし木に当たるとFWまで戻ってきます。ここからの長ーいセカンドショットはグリーン面を捉えて勢いよく転がるとそのまま左奥のラフまで飛び出した後、軽い下りの長めのアプローチがピンを大きく過ぎてしまい、3mほどのパーパットが残ります。

慎重にラインを読み、いつものルーティーンでアドレスに入り、そして打ち出したボールは、ほぼまっすぐにカップに向かうと、、、カッコーン。

やや小さめに、しかし非常に力のこもった、気合の入ったガッツポーズをする茂木さん。

◇14番

 さらに、11番パー3では右手前のバンカーからピン手前2mに寄せてこれを沈めて再び同じようなガッツポーズを見せます。

続く12番パー5ではティーショットがフケて右ラフから、再びミスして真っ直ぐ木に飛ぶも運良く突き抜け、残った150Y以上の3打目を右ワンピンに付けると、2パッドで沈めてパー。2回ミスの後のこのパーは大きいです。

さらに14番パー5では10m以上のパッティングを打ち切れずに1m強ショート。しかしこれをしっかりと沈めると、3度目のガッツポーズ。

ここまで、9番の3mのパーパットカップイン&ガッツポーズをキッカケとして、いつもの茂木さんらしさが徐々に蘇ってきました。

◇15番

 昨日山口裕子さんがチップインイーグルを決めた15番パー4で、右サイドファーストカットからの茂木さんのセカンドショットはピンをかすめると、ピン奥2mで止まります。

そしてほぼストレートのラインを真ん中から決めて、本日2つ目のバーディー。

◇17番

 16番ではティーショットがややフケて、右ラフファーストカットからのセカンドはややショート目となり、かろうじてグリーンを捉えるも、10m弱のファーストパットで1m弱を残したパーパットを沈めます。

 そして、昨日もいいショットを見せた17番パー3での茂木さんのティーショットは、昨日と同様にピンに真っ直ぐむかうと、手前からグリーンを捉えて、一直線にカップに向かいます。

が、これはわずかに右を抜けると、奥1.5mで止まります。

そして下りのわずかにフックするラインに対してやさしく打ち出されたボールは、ゆっくりゆっくりと転がると、そのままコットーン。

ショット&パットともに完璧なナイスバーディーで、茂木さんも大きく、そして気合の入りまくったガッツポーズで喜びを表現します。

◇18番

 17番の完璧バーディーでアドレナリンが出たのかものすごく飛んだティーショットから、セカンドを思い切って突っ込んでピン奥ワンピンほどに乗せると、バーディーパットは惜しくもカップを抜けてしまうも、返しをきちんと沈めてパーでフィニッシュ。

◇まとめ

 ホールバイホールを見ると、淡々とパーを重ねて、取れるところでバーディーを取っただけのように見えるかもしれませんが、実際は大きく違います。

9番の3mパーパットから、11番、12番、14番での気合のパーパットが、15番のバーディーを呼び、さらに16番での気合のパーパットが、17番のベストショット&ベストパットを呼んだのです。

そして18番も確実にパーを取り、ノーボギーのプレーを達成し、ホールアウト後に満足感あふれる最高の笑顔を見せることができたのは、紛れもなく茂木さん自身の気合のこもった粘りのプレーがあったからこそです。

そこには、ただの”-”の羅列ではない、熱く激しい茂木さんの姿があったことを、伝えておきたいと思います。

馬場ゆかりさん
◇ウェア

 3日目は茂木さんに集中していたので、白っぽいウェアのゆかりさんがパッティンググリーンで練習しているのをちらりと見れただけでした。

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コメント

こぶさん、3日目観戦、お疲れ様でした。

今日の観戦記、細かい状況まで書いて頂き、有難う御座いました。
とても嬉しく読みました。

自身のブログでも「もがいている」、「励ましを素直に受け止められない時もある」と胸の内をお書きになられてましたが、そういった状況の中で今回の結果を残せていることが、その精神力が凄いと思います。

この好調をこの後も続けて欲しいですね。
まずは明日の最終日も輝いて欲しいです。

観戦記から推察するとちょっとだけ幸運の女神が近づいて来ているみたいですね。

今日は、幸運の女神は若林プロに行ってたみたいですね。
明日は,,,

この混戦の中、良い成績を残して欲しいと願ってやみません。

やっぱり、
最終日に笑顔の茂木さんをTVで見たいなぁ~。

投稿: タク | 2009/06/13 23:48

タクさん:
 出かける前に少しだけ。
昨日は17番くらいは映してくれるかなぁと思ったんですが残念ながらだったので、最終日は茂木さんの気合のこもったプレーとその結果としての最高の笑顔がTV画面上で弾けることを祈っています。

投稿: こぶ | 2009/06/14 05:32

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