

SANKYOレディースオープン@赤城カントリー倶楽部(群馬)、最終日観戦。
正直、何も書く気が起きない状態なのですが、とりあえず書いてみますね。
◆茂木宏美さん
◇ウェア
白いバイザー、赤い長袖、白いパンツという、クリスタルガイザーで優勝したカラーリングの秋バージョンの茂木さんの朝の表情は、もうこれ以上はないというくらい固くて、もちろん笑顔はなく、悲壮感すら漂う、そんな厳しい表情でした。
◇前半
初日2日目よりもショットがやや右、右にブレていて、なかなかバーディーチャンスにつかない我慢我慢のプレーを続けてきて迎えた8番。
ティーショットを右手前のラフに入れ、アプローチで1mほどオーバーした後の返しのパットがカップ左を抜けてしまい、痛恨のボギー。
ただ、次の9番では気を取り直してOKパーとし、前半を1オーバーで折り返します。
◇13番
後半も我慢我慢を続けてきて迎えた13番パー5のサードショットで、ついに最終日最高のショットが飛び出し、ピン手前1.5mほどに付けます。この時、同組の3人がほぼ同じラインに並び、舞衣子さん、茂木さん、諸見里しのぶさんの順に、全員バーディー。
茂木さんにとっては最終日初めての会心のショット&バーディーということで、沈みがちだった茂木さん本人も、たくさんのギャラリーも、一気にヒートアップ。
◇14番
次の15番と並んでグリーンが特徴的な14番パー4での、左の浅いラフからのセカンドショットがカップを過ぎて奥のちょいラフまで行ってしまった後の返しのアプローチは少しミス気味にショート。残った下りのラインを決めきれずに、惜しくもボギー。
やはりバーディーあるいはボギーとした後のホールでパー以上を取ることは、特に優勝争いのような緊迫した状態では非常に重要で、その意味でこのホールはひとつのキーホールだったかもしれません。
◇16番
15番では非常に難しいロングパットを2パットでしのぎ、16番パー3ではティーショットが上の段のピンの左上にやや距離を残して止まります。
この時点でトップの舞衣子さんとは2打差となっていて、しかも舞衣子さんが先にロングパットからOKパーの距離に寄せていたため、どうしてもバーディーが欲しい状況での、茂木さんのファーストパット。
慎重にラインを読み、しっかりといいストロークで打ち出されたボールは、長い距離を真っ直ぐにカップに向かうと、そのままカップイン!ナイスバーディー!
これで、トップと1打差とし、残り2ホールに望みを繋ぎます。もちろん13番に続いてギャラリーも一気にヒートアップし、口々に大丈夫!まだ行ける!と言いながら次のホールに向かいます。
◇最終ホール
しかし17番で舞衣子さんがバーディーを奪い、ギャラリーの半分の声なき悲鳴と共に再び2打差となってしまい、勝負は最終ホールへ。
ティーショット左ラフからセカンドで右ラフに入れてからの勝負のサードショットは、右奥にオーバーしてカラーで止まり、下りのロングパットが残ります。一方の舞衣子さんは、ピン左奥目にしっかりパーオンし、共に簡単ではないパッティング勝負に持ち込まれます。
先に決めればプレッシャーを掛けられる茂木さんのバーディーパット。
茂木さんを応援するたくさんのギャラリーの願いと、茂木さん自身の思いを乗せて、打ち出されたボール。
しかし、そのボールはカップまでどうにも届かず、万事休す。。。
◇舞衣子さん
最終日の舞衣子さんを一言で表現するなら、「敵ながら天晴れ」。
序盤からいいプレーは見せるものの、5番6番の連続ボギーのあたりにやはり脇の甘さのようなものを感じていて、おそらく優勝争いの相手は4組前の古閑美保さんかひとつ前のチヒさんだろうと思っていました。
ところが、9番でのバーディー以降、ショットがキレていたことはもちろんですが、、普通であれば初優勝のプレッシャーで腕が動かなくなるはずの最終18番まで、ずっといいパッティングを続けていて、難しいロングパットですら少しオーバー目にしっかりと打ち切っていました。
優勝争いの中で、あのパッティングができていれば、もちろん優勝は転がり込んでくる。そんなパッティングでした。
◆馬場ゆかりさん
◇14番
14番ホールですれ違った際に少しだけ見かけた、濃い色目の柄のウェアのゆかりさんは、右手前のラフからしっかりと寄せると、ナイスパー。
ちなみにこの直後の12番茂木さんの左奥カップに対して右奥からのローングパットは、実はゆかりさんも同じ位置から大きくオーバーしたらしく、カップ周りが異常に速く、距離を合わせるのか非常に難しいパッティングだったため、固唾を呑んで観ていました。
しかし茂木さんはこのパットをとても優しく打ち出すと、1mほど下にきっちり距離を合わせて止めて、ナイスパー。ホームコースの利が感じられる1打でした。
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