May 07, 2005

ツインズ・エフェクト

ツインズ・エフェクト
□出演 シャーリーン・チョイ(Twins)
    ジリアン・チョン(Twins)
    イーキン・チェン
□監督 ダンテ・ラム、ドニー・イェン
□ジャンル アクション・コメディ
□鑑賞 WOWOW (5/6)
□評価 ★★★☆

面白かったですよー。

Twinsという香港のスーパーアイドル主演といって、あなどるなかれ。

ラブコメ部門でのかわいらしさはもちろんのこと、メインのアクションシーンで結構いい動きを見せてます。

他の出演者も、ジャッキー・チェン、カレン・モク(「クローサー」)、「インファナル・アフェア」のウォン警視と若き日のラウ刑事となかなか豪華です。

あとバンパイアのザコ連中の中に、1人だけ異様に体のキレのいい奴がいたんで、もしかしたら共同監督のドニー・イェン本人じゃないのかなぁと。

そしてイーキン・チェンはどこまでもかっこいいです。ハリウッドで言うなら、今のところ美形キャラ一直線のオーランド・ブルームに当たるでしょうか。

ま、

ストーリーがちょっとごった煮で安直だったり、

タイトルが作品内容と全く関係なかったり、

ワイヤーがとても分かりやすく使われていたり(ジャッキーも使用!)、

バンパイアの死に様が「ブレイド」のパクリだったりと、

いつもの香港映画らしさも満載です。

でもそれも含めて、とにかく単純に観てて楽しい作品なので、お勧めですよ。

p.s.吸血鬼ハンター・リーヴの妹・ヘレン(シャーリーン・チョイ)、カワイイですねぇ。。。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 29, 2005

コンスタンティン

コンスタンティン
□出演 K・リーブス、R・ワイズ
□監督 F・ローレンス
□ジャンル ゴシックホラーアクション
□鑑賞 劇場 (4/27)
□評価 ★★

予告編を見てる限りではちょっと期待できるかなと思っていたんですが。

雑誌の前評判でよく触れられているように、「あの『マトリックス』を超える」作品であることをちょっと期待したんですが。

なかなか難しかったようですね。

まずストーリーですが、キリスト教の世界を知っていて、聖書を一通り読んだことのある人(ミッション系の学校を出る人とか)でないと、ちゃんとは理解できないと思います。

ビジュアル的にも、”地獄”の映像が、一般的な日本人の想像するイメージとは、たぶんかなりかけ離れてると思います。

単に荒廃した現代社会に突風が吹き荒れててヘンな生き物がいるだけで、あれを地獄と言われてもねぇ。

なんで地獄にビルやクルマが必要なのかがさっぱり分かりません。

次にキャストですが、キアヌ・リーブスはほぼ前編を通してカッコいいんですが、ヒロインのレイチェル・ワイズの扱いはどうかなーという感じです。

個人的に大好きな女優さんだというのもあるんですが、彼女はもっともっときれいで愛嬌があってかっこいい女優さんだと思っているので、作品中でやたらと怖い顔になったり水浸しになったりしまくるのが、あまりにも気の毒でした。

『チェーン・リアクション』以来のキアヌとの共演ということで、喜んで参加したはずなのに。

これなら、『ハムナプトラ1&2』のイブリン役の方がはるかに魅力的でした。

あとアメコミ原作ならではのギミックがいろいろ出ているかなと思ったんですが、歴史学者のビーマンがいくつか面白そうなものを紹介はするんですが、いかんせんそれらが全く使用されないんです。

『007』の”Q”のように、用意された魅力的なギミックがきちんとストーリーの中で重要な役割を果たすように、脚本家はもっと頭をひねるべきでしたね。

というわけで、全体的には、もひとつ、な感じでした。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

April 22, 2005

オールド・ボーイ

■オールド・ボーイ
□出演 チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン
□監督 パク・チャヌク
□ジャンル サスペンス・スリラー
□鑑賞 DVD (4/17)
□評価 ★★☆

2004年カンヌ国際映画祭グランプリ獲得、審査委員長タランティーノ絶賛!というキャッチコピーで登場したこの作品。

雑誌記事を読んでいて、なかなか面白そうだと思い、DVDを購入して観ました。

が、期待したほどでは、なかったかなぁ。

確かに、拷問シーン(「レザボア・ドッグス」の耳剃り⇔釘抜きハンマーでの歯引っこ抜き)や、終盤の○○切断シーン、そしてフラッシュバックを多用して時制を巧みに入れ替えた構成は、タラちゃん好みだし、彼が絶賛するのはよく分かります。

でも、肝心の脚本に、どうしても納得できませんでした。

特に、主人公とヒロインの関係。

いくらなんでもそれはないんじゃないですかね。

気付かないわけがないでしょう。

他にも主人公と影の主人公の年齢設定とか、睡眠誘導剤による後催眠とか、観てて首をかしげるところが多くて、全編を通して、頭の中は「」だらけでした。

ただ、主人公が釘抜きハンマーを握って乱闘するシーンは、画的になかなか新しくて、結構楽しめました。

あと、チェ・ミンシク(『シュリ』の北朝鮮特殊第8部隊長)の鬼気迫る演技は、確かにすごかったです。

それは間違いなく”グランプリ”に値するものでした。

というわけで、全体としては、傑作とは言いづらい感じがあります。

ただ、この後で、とにかく盛りだくさんの特典映像を見たら、もう少しストーリーや伏線がクリアになって、評価が変わるかもしれません。

自分としても、そこにちょっと期待しています。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

April 21, 2005

ソウ

■ソウ
□出演 L・ワネル、K・エルウェス、D・グローバー
□監督 ジェームス・ワン
□ジャンル サスペンス・スリラー
□鑑賞 DVD (4/16)
□評価 ★★☆

予告や特報を見て、絶対に観に行くぞと思っている間に、すぐに公開が終わってしまったこの映画。

久々の本格派のスリラー&サスペンスに期待しつつDVDを購入して、ついに観ることができました。

で、結論から言うと、、

少し期待はずれだったかな。

理由は大きく2点。

まず、予告とかで謳っていたほどには、閉鎖空間での息詰まるサスペンス、とかではなかったこと。

CUBE』のような完全閉鎖空間でのストーリーとして、あの狭い古びたバスルームの中だけで閉じたストーリーと閉じた謎解きがなされるもんだと思ったら、実はほとんどのカギはそれ以前の話にあったこと。

そして、犯人は確かに意外な人物なんですが、その必然性が薄いように思えて、もひとつ納得できなかったこと。

ユージュアル・サスペクツ』のような、エンディングで誰もがなるほどぉっ!と一瞬で納得できるほどの、真相とそこに至るプロセスの明快さは、残念ながら無いように感じました。

とは言え、複雑な脚本を構築し、自主映画に近い予算と日数でこれだけの映画を作り上げた新人監督の手腕は特筆ものだと思います。

この作品のヒットで、次の作品ではもっと好きなことができるでしょうから、次に期待しましょう。

p.s. 久しぶりの映画私的評価UPとなりました。ホッ。

| | Comments (0) | TrackBack (4)

October 06, 2004

スウィングガールズ

スウィングガールズ
□出演 上野樹里、貫地谷しほり、本仮屋ユイカ
□監督 矢口史靖
□ジャンル スウィング
□鑑賞 劇場 (9/30)
□評価 ★★★★

面白い!!

すうぃんぐ!スウィング!!SWING!!!

ストーリーは途中突然飛躍する部分もあるけど、エンディングに突き進む映画全体の勢いと、クライマックスシーンの感動で、そんな細かいことはまったく気にならなくなりますね。

そして、各キャラクターが本当によく”立って”ます。

トラブルメーカーの友子を勢いで演じた上野樹里の、鼻くそほじり。

惚れっぽい良江をかわいく演じた貫地谷しほりの、何度も失恋(?)するシーンでの、画面端っこでの細かい演技。

無口でトロい香織を静かに演じた本仮屋ユイカのクライマックスでの、音叉のシーン。

他にも、直美の豊島由佳梨や”黒一点”拓雄を演じた平岡裕太をはじめとする、総勢17名のスウィングガールズ(アンド・ア・ボーイ)それぞれのキャラクターがきちんと立っていて、それがストーリーをどんどん先に転がしていく感じがしました。

そして、やはりすごいのは、スウィングガールズがホントに演奏してるってこと。

撮影前の3ヶ月で特訓したけど、なかなか形にならなくて、監督もヤバイなぁと思って撮影に入ったそうです。でも、そこからプロ根性を見せたのか、スウィングの心地よさを共有して一気に吹っ切れたガールズ達は、メキメキと上達していったそうです。

そして作品の中の演奏シーンは基本的に順撮りしたそうです。だからこそ、音が出ずに苦しんでいる最初の頃の苛立ちや苦しみ、少しずつ音が出るようになって徐々にスウィングを感じるようになってきた喜び、そして総仕上げとなるクライマックスシーンでのガールズ達のスウィング感と躍動感、高揚感がダイレクトにビシビシと伝わってきて、最高の感動を呼んでいます。

撮影テクニックとしては、松茸&イノシシのシーンが面白いです。

どうやって撮ったんだろう、複雑な最先端CGかなぁと思いきや、

息も止めろ!まばたきも止めろ!

ということで、実はテクニックも何もなかったという。確かにプルプル震えてましたし。

いやぁ、でも、ホントに面白かったです。

もう1回見に行こっかな。CDも買おうかな。

| | Comments (3) | TrackBack (6)

猟奇的な彼女

■猟奇的な彼女
□出演  チョン・ジヒョン、チャ・テヒョン
□監督 クァク・ジェヨン
□ジャンル ラブコメ
□鑑賞 WOWOW
□評価 ★★★

もともと恋愛モンやラブコメはどうにも苦手なんです。

が、この作品は劇場公開時に巷で大評判だったので、この機会に一度見てみることにしました。

で、面白かったです。

特に、主演のチョン・ジヒョンのかわいさには、やられました。

まぁ、あれだけの美人でスタイル抜群のお姉さんなら、暴力的であろうが、少々正義感が強すぎようか、”猟奇的”であろうが、許されるような気はします。

ストーリーについては、ま、あんなもんかな、と。

結末がちょっと御都合主義な気はしますけど、ま、あんなもんなんでしょう。たぶん。

追伸:
 やっぱしこの手のヤツは何書きゃいいのかさっぱりわかりません。苦手なり。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 03, 2004

バイオハザードⅡ

■バイオハザードⅡ
□出演 M・ジョボビッチ、S・ギロリー
□監督 A・ウィット
□ジャンル アクション
□鑑賞 劇場 (9/28)
□評価 ★★☆

けっこう面白かったです。

今回のアリス(ミラ)はちょっとすごい設定なんですが、それに見合うだけのキレのあるアクションを見せていました。

予告でもあったビルの壁面を駆け下りるシーンも最後の20mくらいは自分でやったそうだし、途中の銃器の扱いやクライマックスの格闘術も、かなりホンモノっぽく見えました。

ただ、脚本はちょっと弱いかな。特に結末が、はい、次に続きます、という感じの終わり方なので、ちょっとすっきり感に欠けます。これは1作目の時もそうだったんですけどね。ただ、途中のストーリー展開は1作目の方がシンプルでよかったと思います。

そして驚いたのは、アンブレラ・バイオハザード対策部隊リーダーのカルロス・オリヴェイラを演じたオデッド・フェール

かっこええやっちゃなーと思っていたら、この人、なんと、ハムナプトラのハーデス・ベイ役の役者さんでした。そう、黒い長髪を靡かせて颯爽と馬を駆っていた、あの人です。髪を切るとこんなにも別人になるんですねぇ。

しかもこの人、イスラエルのテル・アビブ生まれでイスラエル海軍に3年間在籍した経歴の持ち主なのです。まさにホンモノです。どうりで銃器の扱いがさまになってるはずですよ。

乗馬と格闘技と銃器捌きを巧みにこなすオデッド・フェール。これからもいろんなアクション映画に引っ張りだこになるでしょう。今後に注目の役者さんです。

| | Comments (2) | TrackBack (2)

September 26, 2004

ヴァン・ヘルシング

■ヴァン・ヘルシング
□出演 H・ジャックマン、K・ベッキンセイル、D・ウェンハム
□監督 S・サマーズ
□ジャンル アクション
□鑑賞 劇場
□評価 ★

つまんない。

つまんないですよ、これ。

いくら単純に見て楽しむ映画だとしても、ストーリーがあまりにも滅茶苦茶です。

映画史上における最高のモンスター(ヴァンパイアワーウルフ(狼男)、フランケンシュタイン)をとりあえず全員揃えて出したいがために、無理矢理なこじつけをでっち上げてどんどん先へ先へと話を転がしていこうというのが見え見えです。

脚本は無茶苦茶でも、見た目すごいシーンが連続すりゃあ、それでええやん!って感じでしょうか。

ハムナプトラ(原題は「ザ・マミー」←ミイラ男ね)みたいなオリジナルならまだしも、過去の偉大な作品で創造されたキャラクターを使うならば、それ相応の敬意を払って、きちんとやるべきことはやってほしいです。

なんと言っても、

ヴァンパイアはあんなにへなちょこじゃあり得ません。

ヴァンパイアはあんなにドロドロじゃあり得ません。

絶対に!!

この作品、予告や雑誌の特集を見てる限りでは、かなり期待できそうだったんですけどね。とても残念です。

これなら、「アンダーワールド」の方が遥かに上です。

| | Comments (2) | TrackBack (7)

September 02, 2004

スチームボーイ

■スチームボーイ
◇出演 鈴木杏、小西真奈美
◇監督 大友克洋
◇ジャンル アニメ
◇鑑賞 劇場
◇評価 ★★

「AKIRA」の大友克洋監督が製作に9年を掛けた入魂の長編冒険活劇アニメ。

・・・のはずだったんですが、正直言って、ちょっと、がっかりでした。

絵はたしかにすごいかもしれません。セル画ベース+CGでの書き込みの量は途方もないレベルにあるでしょう。けれど、より先進的な「アップルシード」や先鋭的な「イノセンス」と比較すると、見劣りがする感は否めません。

そして、どうにもいただけないのが、中途半端なキャラクター設定と脚本です。

この作品には根っからの悪人というのは存在しないため、主人公やヒロイン、それを取り巻く人々の位置付けが非常に曖昧になっています。さらにそんな曖昧なキャラクターの行動が、ストーリー展開の中で大きく振れるような脚本になっているため、さらに各キャラクターのポジションが不明瞭になっていきます。

もちろん実在の人間は、単純な善悪二元論で分けられるようなものではありません。そして、生まれついての善人や悪人などは存在せず、その思想や行動、人格はあくまでもそれぞれの経験を元に形成され、時として大きく変化することもあります。その部分をきちんと描いたという点では、この作品のキャラクターはリアルなのかもしれません。

しかし、この作品は、冒険活劇なのです。
そんな複雑な人間の性の描写が果たして必要なのでしょうか。

また、ストーリー展開上では、少しアクションシーンの詰め込み過ぎの感が否めません。

確かに冒頭のチェイスシーンから一気に盛り上がって観客をぐぐっと引き込むのですが、そこからクライマックスまでの2時間がとても長く感じられ、かなり間延びした印象を受けてしまいます。この印象は特に終盤にスチーム○○が登場してからが顕著です。もっとテンポよくストーリーを展開させてもよかったのではないかと。

結局、全体を通して見終わった時の印象はこうです。

で、大友監督はこの作品で何を伝えたかったの?
この作品のテーマは何?

結論。
やっぱり大友克洋監督の最高傑作は、「AKIRA」です。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

August 16, 2004

ミスティック・リバー

■ミスティック・リバー
□出演 S・ペン、T・ロビンス、K・ベーコン
□監督 C・イーストウッド
□ジャンル サスペンス
□鑑賞 DVD
□評価 ★★★

アカデミー主演&助演男優賞に輝いた最高のキャストと最高の原作&脚本、そして監督とすべてがそろった作品。これで期待するなってのは無理な話です。そんな高まる期待の中で鑑賞したこの作品。

では、レビュー行きます。
(以下、かなりネタばれがありますので、未見の方は御注意ください。)

さてさて、、、

をいをい、そりゃないだろ。
正直者が馬鹿をみて、ワルがのさばる。
結局世の中はそういうもんだと言いたいのかい。
クリント・イーストウッド監督さんは。

というのがストーリーに対する感想です。期待していた本格的な謎解き要素は特になくて、犯罪にまつわる人々のドラマ、いわゆる群像劇がこの映画の骨格となっています。つまり実際にはこの作品のジャンルはサスペンスやミステリーではなくて、人間ドラマなのです。それも、悲劇の人間ドラマです。

ただ、その展開には首を傾げざるを得ません。最終的に本当の悲劇を迎える人物の必然性がどうしても理解できないのです。なぜ彼はああいう結末を迎えなければならなかったのか。そしてそれはなぜ彼でなければならなかったのか。そこがどうしても分からないのです。

キャストについては文句なしです。特にショーン・ペン(ジミー)の葛藤、そしてティム・ロビンス(デイブ)の想像を絶する心の暗闇を表現しきった見事な演技は、なるほどアカデミー賞受賞だけのことはあると唸らされます。そしてケビン・ベーコン(ショーン)の抑えた演技や、ジミーとデイブの奥様の鬼気迫る演技。とにかくキャストとその演技についてはまったく文句なしです。

そして最後に、ラストシーンでのショーンのジミーに対するあのしぐさ

その意味の解釈は観客に委ねたいと監督はインタビューで答えていましたが、個人的には、ショーンにはなすべきことをなしてもらいたいと、心の底から切に願わずにはいられません。

| | Comments (1) | TrackBack (14)

August 14, 2004

ボーン・アイデンティティー

■ボーン・アイデンティティー
□出演 M・デイモン、F・ポテンテ、C・クーパー
□監督 D・リーマン
□ジャンル アクション
□鑑賞 WOWOW
□評価 ★★★

記憶を無くしたCIAエージェントが、身に付いた工作員としての技術を駆使して失われた自らのアイデンティティーを取り戻していくサスペンス・アクションなのですが、、、

小粒ですねぇ。つまんなくはないんですけど。

まず主演のマット・デイモンがどうしても凄腕のCIAエージェントには見えないのが致命的です。彼を消すために登場する他の工作員の方が、どうみてもその筋のプロっぽいです。まぁこれはそこを狙った演出という部分もあるでしょうが。それに実際の工作員の資質としては目立たないのが一番なので、その点でいけばリアルな工作員の姿と言えるのかもしれません。

あとヒロインを演じたフランカ・ポテンテは「ラン・ローラ・ラン」で走り続けていた女優さんなのですが、この映画では少々インパクトが弱いです。もう少し強烈なキャラクターにしてもよかったかもしれません。それとボーンを追うCIAの上官のクリス・クーパーはそこそこいい味を出してます。で、この作品の後「アダプテーション」でアカデミー助演男優賞を獲るわけですね。

ストーリーについては、途中まではいい感じでストーリー展開していくんですが、終盤から唐突にペースが上がって、あれれと思っている間に無理矢理ラストになだれ込んでいってしまいます。いちおう終盤にひとひねりはしてあるんですが、さらにここでもうひとひねり欲しかったですね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

August 13, 2004

マッハ!!!!

■マッハ!!!!
□出演 T・ジャー、P・ウォンカムラオ、P・ヨートガモン
□監督 P・ピンゲーオ
□ジャンル アクション
□鑑賞 劇場
□評価 ★★★★☆

これ、ちょっと、スゴいです。マジです。ホンモノです。

タイの格闘技、古式ムエタイを使う若者が悪者をばったばったとなぎ倒していく話なんですが、その技が半端じゃなく強烈です。スゴイです。スゴ過ぎです。

ムエタイと言うと人間の肉体の最も硬い部位の一つであるヒジとヒザを最大限活用した破壊力抜群の武術なのですが、一般にはキックボクシングのルーツくらいにしか思われておらず、しかもいわゆる総合格闘技のルールではヒジ・ヒザ攻撃は危険なため禁止されているのがほとんどであり、ムエタイの選手が出場したとしてもその能力を発揮するシーンにはまずお目にかかれません。

この作品では、観客は、そのホンモノのムエタイ、古式ムエタイを目の当たりにします。

そして、そのスピードに、そのキレに、そしてその破壊力に、ただただ唖然とするのみです。

一切早回しを使っていないのに、全く目に見えない連続回し蹴り。
一切CGを使っていないのに、燃え上がる両足から放たれる飛び回し蹴り。
一切ワイヤーを使っていないのに、走行中の車の上を軽々と飛び越え、4段の足場の上をクルクルと回りながら降りていく身のこなし。

そのすべてが、ホンモノです。

特に最後の戦いでの決め技などは、陸奥圓明流奥義の上に存在する技、四門に匹敵するスゴさです。(←修羅の門を知らない人には何のことか分からないかもしれませんが、とにかく、人間業ではないってことです。)

しかも、それを、間違いなく、主演のトニー・ジャー本人が、その体ひとつで見せているのです。

とにかく、みなさん一度見てみてください。もうすぐ公開終了になりそうなので、大急ぎで!!

あ、そうそう、その際にはエンドロールまでちゃんと見ましょうね。ジャッキー映画風のNG集になってるから。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

August 11, 2004

レッド・ドラゴン

■レッド・ドラゴン
□出演 A・ホプキンス、E・ノートン、R・ファインズ
□監督 B・ラトナー
□ジャンル サスペンス
□鑑賞 WOWOW
□評価 ★★

「羊たちの沈黙」「ハンニバル」と同じレクター博士が登場する傑作スリラーの第1作の映画化なんですが、致命的なのはハンニバル・レクター博士そのもののインパクトがすでに弱くなってしまっているということ。「羊たちの沈黙」でクラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)相手に映画として初登場した時の衝撃は、残念ながら今はもうありません。

キャストでは、まずアンソニー・ホプキンス=レクター博士がさらに老けたなぁという感じ。現役バリバリ(?)の連続殺人鬼にはどうしても見えません。被害者にちょっと暴れられたら軽く吹っ飛ばされそうです。それとハーベイ・カイテル=クロフォード捜査官がFBI行動科学課を立ち上げたキレ者のFBI捜査官にはちょっと見えません。どちらかと言うと、現場の地方警察のたたき上げの刑事って感じです。

ストーリーは、原作とずいぶんと違います。原作では端役のレクター博士が映画では完全に主役になっています。そのためにストーリー展開が大幅に変わり、結末も全く変わってしまっています。そのストーリーの不完全さを補うために、他2作との関連を示すシーンが強調されています。例えば、グレアム捜査官とレクター博士の対面シーンやクロフォード捜査官、チルトン博士の存在、そして最後のシーン。確かに脚本家(脚色かな)の努力は認めますけど、ちょっと無理がありますね。

全体としては、「羊たちの沈黙」が原作・映画ともに5ツ星の傑作であることを差し引いても、やはり今ひとつなのは否めないところです。これならまだ「ハンニバル」の方が上でしょう。

最後にひとつ。このシリーズで味をしめた製作者、ディノ・デ・ラウレンティスは、「ハンニバル」の後日談を無理矢理作ろうと画策しているようです。原作者の意図に反して「ハンニバル」の結末を大幅に変更したのは、そのためとも言われています。

えーっと、頼むから、お願いだから、もうやめてください

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 27, 2004

映画評価とDVD

実は昔あるサイトで、今まで見てきた映画の個人評価をかなりの数していまして。

そこで最高の★★★★★(5つ星)評価を受けた作品を思いつく範囲で公開順に挙げてみると、こんな感じになります。

・燃えよドラゴン
・ブレードランナー
・STAR WARS 旧3部作
・AKIRA
・インディ・ジョーンズ 3部作
・エイリアン
・男たちの挽歌
・ダイ・ハード
・バック・トゥ・ザ・フューチャー
・ユージュアル・サスペクツ
・レオン
・マトリックス
・ロード・オブ・ザ・リング 3部作

ただ、やはり管理が大変だったので、このBlogではそのへんはちょっと控えています。もちろん劇場新作映画新作DVDの感想については、観た直後のHOTなうちにUPするように心がけていますけど。

そんな映画好きな人なので、DVDもたくさん持っていまして、たぶん今は全部で100本くらいあると思います。邦画、洋画、スポーツ、音楽はもちろん、米国で購入した中国製の「酔拳」(ジャッキー・チェンのやつね)のビデオCDなんていうマニアックなものまであったりもします。

そんなDVDのうち、購入したものの時間がなくて封を切ってすらいない作品はこんな感じ。(※全くの未見)

・ゴッドファーザー 3部作BOX
・未来世紀ブラジル
・戦場のピアニスト ※
・男たちの挽歌 4作品BOX
・ニキータ 完全版
・レオン 完全版
・風の谷のナウシカ
・レッド・オクトーバーを追え
・踊る大捜査線 The Movie 2
・ミスティック・リバー ※

これらの作品や劇場新作映画については、また観たときに感想をUPする予定です。他のBlogサイトさんをのぞいていてちょっと刺激を受けたので、もしかしたら★評価も再開するかもしれません。

お楽しみに。

| | Comments (9) | TrackBack (0)

May 30, 2004

アンダーワールド

■アンダーワールド
□出演 K・ベッキンセール、S・スピードマン
□監督 R・ワイズマン
□ジャンル ゴシックホラーアクション
□鑑賞 DVD
□評価 ★★★★☆

ヴァンパイアvsライカン(狼男・ワーウルフ)の戦いを描いた、
新感覚ゴシック・ホラー・アクション。
これ、劇場で予告編を見た時にかなり期待してたのですが、
結局劇場で見損ねたのでDVD発売と同時に購入し、
今日ようやく見ました。

うん、面白いです。とても面白いです。

銃撃戦やワイヤーアクションといったアクション要素と、
古典的かつ新解釈のヴァンパイア・ホラー要素がうまくかみ合ってて、
脚本もよく出来てると思います。監督がかなり過去の作品を研究して
練り上げただけのことはありますね。

あと特筆すべきは、ケイト・ベッキンセールの見事なガン捌きです。
2丁拳銃やフルオート拳銃を軽やかに振り回し、
マガジン交換もスムーズで、
さらにワイヤー・アクションも見事。
うん、たいしたもんです。

ちなみにこの女優さん、素顔は正真正銘のブロンド・ビューティーです。
インタビュー見てちょっとびっくりしました。
ここまで雰囲気を変えてくるとは、さすがは女優さんです。

ただ、ちなみに個人的には”エリカ”が好みですが。

| | Comments (1) | TrackBack (3)

May 15, 2004

ライトスタッフ

ライトスタッフ」DVD見ました。買ったのはだいぶ前なんですが。

アポロ計画の前のマーキュリー計画の7人の宇宙飛行士のドラマで、アカデミー4部門受賞の名作とのことで、宇宙好きの私は大いに期待して見ました。が、う~ん、やっぱり今見ると、どうにも古いです。「アポロ13」を劇場で見て感動した後では、やはりリアルさに欠けているのが目に付きます。

それと、結局のところアメリカ賛歌の映画なんですね、これ。一応J・イエガーという宇宙飛行士になれなかったパイロットの生き様を中心に据えてはいますが、つまりは、アメリカ万歳!アメリカンヒーロー万歳!!だと。そのへんも鼻について、いまひとつのめりこめませんでした。

| | Comments (0) | TrackBack (2)

May 11, 2004

レザボア・ドッグス

Q・タランティーノ初監督作「レザボア・ドッグス」、ようやくDVDで見ました。

ストーリー自体は面白いし、時間軸を再構成した語り口はなるほど「パルプ・フィクション」の原型だなと思わせます。T・ロスやS・ブシェミもいい味出してるし。

ただ、やっぱしお下劣語&人種差別語のオンパレードなのがいただけません。全てのセリフにファッキンがついてるし、ニガーという単語も何十回も出てくる。そりゃスパイク・リー監督が激怒するのも当然だな。

まぁ「キル・ビル Vol.1」くらいになると、随分人間が丸くなったのか、セリフはかなりまともになってきてるようですが。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 01, 2004

APPLESEED

アップルシード」見ました。すごいです。すごすぎです。前編フル3DCGとは思えないほどの見事な表現力。特に主人公デュナン・ナッツの表情や動き、とてもCGには見えません。

それと士郎正宗原作にしては意外に明快なストーリー。少し前に見た「イノセンス」がかなりややこしかった(というかはっきり言って分からなかった)ので、この点は個人的にはとてもよかったです。はい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 10, 2004

ベッカムに恋して

ベッカムに恋して」DVD、やっと見れました。なかなか面白かったです。

純粋に映画としても面白いんだけど、冒頭にユナイテッドの試合が写ったり、ベッカムがコメントを寄せていたり、最後にビクトリアと2人で登場したり(本物・・・かなぁ)で、サッカーFANにはさらに楽しめる作品でした。

| | Comments (0) | TrackBack (1)